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稲葉江はどのような刀なのか

日本刀には国宝に指定されているものもありますが、稲葉江もそのひとつです。
これは、南北朝時代に作られたという打刀で稲葉重道が所有していたことからこの名前がつきました。重道亡きあとは、徳川家康が所望したこともあり、500貫で買い取られることになりました。その後は松平家に伝えられ現在は、旧岩国美術館である柏原美術館が所蔵しています。
日本刀もそれぞれサイズは違いますが、稲葉江は刃長は70.9センチメートル、反りは2.0センチメートル、元幅は2.9センチメートルです。
いつ頃作られた刀なのかも知っておきたいところですが、1585年(天正13年)に稲葉重道が刀剣鑑定家である本阿弥光徳に依頼して、現在の富山県である越中国で弘義弘によって制作されました。