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義元左文字と徳川家

江戸時代は、1603年から1863年に渡る長きのことつづいた現代の日本の基盤となった歴史とも言える年代です。「徳川時代」などとも呼ばれる江戸時代は、1603年に徳川家康が征夷大将軍を任せられることからはじまります。現代につづく日本の社会の基盤づくりを成した徳川家康をはじめ天下人としてその名を馳す織田信長、と豊臣秀吉の3代の英傑が手にしたとされている名刀が「義元左文字(よしもとさもんじ)」です。もともとは四国の三好政長(みよしまさなが)が所有していたものであるとされているようですが、その後、今川義元の手に渡り桶狭間の戦いを機に、織田信長の手に渡り天下取りの名刀と呼ばれるまでになったようです。現存する義元左文字は、江戸の大火事で焼身になっいてしまったものを再刀させたものであるようですが、これまでにも徳川家によって代々に渡り重宝とされてきたそうです。